お問い合わせ・ご予約はこちら

0120-67-4193

お問い合わせフォーム

JR東船橋駅 南口前
定休日
日曜・月曜・祝日
元気堂の漢方薬通信
  • アトピー性皮膚炎

VOL.148 アトピー性皮膚炎~その20~

当薬局で最もご相談の多い疾患の一つであるアトピー性皮膚炎ですが、漢方的に見たその発症の仕組みは複雑で、患者さん一人一人少しずつ異なります。その中で、脾胃(消化器)などの内臓は、冷えているのに、患部である皮膚は、乾燥や熱感がみられるケースがあります。
「30才のAさん。幼少期からアトピー性皮膚炎と診断され、増悪・緩解を繰り返していたが、社会人になってから、過労や睡眠不足で悪化した。顔面を含め、上半身を中心に、淡紅色の紅斑や鱗屑がみられ、乾燥し痒みが甚だしい。入浴後、疲労、睡眠不足などで悪化しやすく、入浴中は緩解する。手足が冷えやすく、寒がりだが、すぐ汗をかく。温かい飲み物を好み、食後は眠くなったり、お腹が張ったりしやすい。」との事でした。患部症状や体質などから、「脾陽虚」のために、正気(気・血・津液・精)の生成が低下し、皮膚を滋養できず、バリヤ機能や潤いに不調をきたしていると考え、附子理中湯と四物湯を服用していただくことにして、スキンケアの指導もさせていただきました。皮膚のダメージを改善するため瓊玉膏も併用しました。半年ほどでつらい症状はなくなり、一年くらいですっかり落ち着きました。
 アトピー性皮膚炎は、西洋医学でも根治する明確な治療法は確立されていないのが現状です。また、漢方においても「こうしたら、アトピー性皮膚炎は治る」といったマニュアルのようなものは無く、個々の患者さんの症状に合わせた、臨機応変で細やかな対応が必要となります。中国などに比べ、日本人にアトピー性皮膚炎が多いのは、体質や生活様式によるものだと考えられます。当薬局では、その部分に重点を置き、中医皮膚病学をベースに日本人の体質に合わせて、独自の漢方治療を行っています。是非、一度ご相談下さい。

VOL.157 更年期障害~その3~

「50才のA子さん。数ヶ月前から、月経周期が早くなったり、遅くなったり不定期。頭に汗をかきやすい。手足が冷えたり、火照ったりする。火照ると蕁麻疹のようなものが出ることがある。イライラしやすい。寝つきがやや悪く、眠りが浅い。時々、軽い眩暈がする。便秘と下痢を繰り返す。」とのお話。腎精不足と肝火上炎を兼ねると考え、丹梔逍遙散に腎精を補う瓊玉膏を併用して、服用していただくことにしました。一ヶ月後、「今回は、ピッタリ28日で来ました。」と元気なご報告。睡眠の状態や体調も良く、蕁麻疹も出ないそうです。 更 […]

VOL.48 肌荒れ

今年は冷夏のため、日焼けによるトラブルの御相談はほとんどありませんが、「肌荒れ」はそれとは無関係。一年を通してみられる病症です。 皮膚は常に外気にさらされているため、気候の影響を強く受けます。 春季に多くみられるのが、あちこちに痒みや発疹が出る「風熱」タイプ。 夏季に多いのが、皮脂が浮いてテカテカしてくる「湿熱」タイプ。 秋冬になると、カサカサとした乾燥や粉をふく感じの「血虚」タイプや「陰虚」タイプが主体になります。ただ昨今は、エアコン等のため、単純にはいきませんが。 その他、気候とは関係なく、 […]

VOL.165 不妊~その15~

漢方では、不妊のことを「不孕(ふよう)」といいます。その中には、子宮筋腫などの婦人科の合併症のある方も漢方相談にいらっしゃいます。 「35歳、結婚して4年。お仕事は出張が多く、超多忙。子宮筋腫が複数あり、高プロラクチン血症もある。不妊クリニックで顕微授精を行ったが、妊娠に至らない。採卵できないこともある。月経周期は24~28日。経血の色は暗紫色で、時々塊が混じる。月経前は、イライラしやすく、胸が脹る。心配性で、睡眠が浅く、毎晩のようにお小水に起きる。胃腸が弱く、少食で下痢しやすい。時々立ちくらみ […]

VOL.87 アトピー性皮膚炎  ~その8~

アトピー性皮膚炎は、当薬局で、最もご相談の多い疾患です。特に最近は、小児だけでなく、成人の方のアトピー性皮膚炎が急増しています。 漢方ではアトピー性皮膚炎を、「風熱証」「風湿証」「湿熱証」「風湿熱証」「燥熱証」「血熱証」「脾気虚証」「脾虚生湿証」「気血両虚証」「血虚風燥証」「陰虚証」「肝気鬱結証」「血瘀証」などのタイプに分類し、さらに詳細に分析し、約八十種類ほどの処方を使い分けていきます。 「24才のA子さん。幼少期よりアトピー性皮膚炎。断続的にステロイド軟膏にて治療している。手指、手の甲、手首 […]