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元気堂の漢方薬通信
  • ニキビ

VOL.217 胃熱などによるニキビ

 ニキビは、皮膚科学では「尋常性痤瘡」といい、毛嚢と皮脂腺の慢性炎症による毛包炎の一種です。漢方では「粉刺」といい、六淫といわれる外的刺激、飲食の不摂生、イライラ・不安などのストレス、ホルモンの失調、心身の疲労、等々により発症するとされています。

 Aさんは35才の男性、「額と顔の輪郭に沿って、やや赤みが強いニキビがみられる。脂っこい食事や過食をすると悪化しやすい。ガッシリした体格で、よく運動もしているが、コレステロール値は高めである。身体の冷えは無く、むしろ暑がり、排便は2日に1回程度。」との事でした。ニキビの部位と状態から、風熱や胃熱熾盛、肝胆湿熱などが候補になりましたが、まずは、悪化条件などから、肝胆湿熱と考え、竜胆瀉肝湯を服用していただき、スキンケアや食事の指導もさせていただきました。2ヶ月ほどで、前額部以外の皮膚は改善されてきましたので、胃熱熾盛を主に、防風通聖散に転方しました。その後、4ヶ月ほどで、額もスッカリきれいになり、漢方治療は終了しました。

 漢方では、ニキビの色、形、好発部位、悪化条件、随伴症状などから、そのパターンを鑑別し、更に全身症状、体質を分析して、治療方法や漢方処方を決定します。特に、患部症状をよく観察することが大切です。

VOL.208 多嚢胞性卵巣症候群を伴う不妊

不妊の漢方相談にいらっしゃる方の中で、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)といわれている方が増えてきているように感じます。PCOSは、排卵障害のひとつです。スムーズに排卵できないため、生理が遅れたり、生理が来ないこともあります。そのため、結婚後早い時期から“妊活”を開始される方も多いようです。 「29歳、結婚して3年。結婚半年で妊活をスタート。その検査で、PCOSといわれた。人工授精を数回行ったが、妊娠に至らず、体外受精を勧められている。生理周期は29~36日、ストレスで遅れやすい。経血の色は明るいが […]

VOL.72 めまい

「25才女性、職業はシステムエンジニアをなさっています。 主訴は目眩で、回転性の強いものではなく動作時にクラッときたり、立ちくらみ、ふらつきがある。数日前の朝、洗顔時に目がくらみ、顔がのぼせて、立っていられなくなった。頭痛、首・肩のこりがひどい。身体が重だるい。以前、過呼吸になったことがある。夕方になると下肢に軽度の浮腫がみられる。 仕事柄、一日中パソコンのモニターとにらめっこ。そのせいかストレスが強く、イライラする。生理前になるとイライラが強くなり、熱っぽくなる。便秘と下痢をくり返す。めまいは […]

VOL.95 帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹は、子供の時にかかった水ぼうそうの原因ウイルスが神経の中 に潜んでいて、何年かたってから何かのきっかけで再び表に現れてくると 起こるものです。 疲れたり、体の抵抗力が落ちているときに発症します。 帯状疱疹にかかると痛みと小さな水ぶくれが現れます。 皮膚の症状や痛み は普通そのうちに治りますが、皮膚の症状が消えた後にも痛みだけが残り、その痛みがいつまでも続く場合があります。 これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。 特に60才以上の方に、帯状疱疹後神経痛が残りやすいようです。 80才のA子さ […]

VOL.50 頭痛

漢方では、病気の診断・治療方法に「弁証論治」という方法を用います。頭痛はその中でも特に様々なパターンがみられる疾患の一つです。 まず、頭痛を原因や症状から、 ・気候や環境の影響による「風寒」「風熱」「風湿」「暑湿」「実寒」 ・ストレスによる「肝気鬱結」「肝火上炎」 ・水分代謝が悪いために生じる「痰飲」 ・暴飲暴食などによる「胃熱」「食滞」 ・血液の流れが悪い「オ血」 ・過労や睡眠不足が引き起こす「気虚」「陽虚」「血虚」「陰虚」 ・加齢による「腎虚」 などのパターンに分類していきます。 その際、痛 […]