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元気堂の漢方薬通信
  • 不妊

VOL.120 不妊9

日本において妊娠を望むカップルの10組に1組が不妊に悩んでいるといわれています。その原因が男性にある場合と女性にある場合の比率は、ほぼ同程度だそうですが、女性がご自身のせいではないかと悩んだりストレスや不安感を感じて相談にみえるケースが多いように思います。
女性の身体はとてもデリケートでストレスなども大きく影響します。きめ細やかに漢方薬を使い分けて、月経の状態や周期を整えていくことが大切です。
「36歳、主婦の方、結婚して2年になるが、子供ができない。月経周期は35日で、ストレスがあると遅れやすい。月経前はイライラしやすく、肩が凝り胸が張って痛い。月経前半、下腹部にズキズキと重い痛みがあり、温めると楽になるが、鎮痛剤は欠かせない。手足が冷えて、寒がり。足腰が重だるい。夜中に目が覚め、ほぼ毎日トイレに起きる。」とのこと。気滞血瘀証と寒湿証を兼ねていると考え、月経開始から10日間は血府逐瘀湯を、月経11日目からは逍遥散と当帰芍薬散を服用していただきました。また、ホルモンの要である腎精を補うために、瓊玉膏も併用しました。
2ヶ月ほどで、足腰の重だるさがなくなり、月経痛も改善、鎮痛剤が不要に。月経前、月経時の体調も落ち着いて、朝までぐっすり眠れるようになり、気持ちも安定してきました。3ヶ月後、めでたく妊娠。その後も安心のため安胎の漢方薬と瓊玉膏を服用し、やさしい穏やかな表情で赤ちゃんの誕生を待っています。
漢方では不妊を月経や全身の症状から、「腎陽虚証」「腎陰虚証」「気血両虚証」「肝気鬱結証」「痰湿証」「血瘀証」などのパターンに分類し、それぞれに応じた三十ほどの処方を組み合わせて使います。  当薬局では、不妊のご相談は出産経験のある女性薬剤師が主に対応させていただいております。安心して、ご相談下さい。

VOL.64 アトピー性皮膚炎~その5~

 「アトピー性皮膚炎」は、当薬局でも御相談が多い疾患の一つです。漢方では、 「浸淫瘡」「血風瘡」「四弯風」「旋耳瘡」「異位性皮膚炎」「遺伝過敏性皮炎」「変 位性皮膚炎」等と称しますが、発生頻度は日本の方が高いようです。 「3歳の男の子。皮膚全体が淡紅色~淡褐色、掻くとジュクジュクする。汗を かくと痒みが増す、食が細く好き嫌いが多い。お菓子やジュース類が好き。やや 軟便気味。病院では、抗アレルギーの飲み薬とステロイドの塗り薬を処方されて いるが、一進一退。」との事でした。胃腸が弱く消化能力が十分で […]

VOL.174 多嚢胞性卵巣症候群

健康な状態では、月経周期に発育を開始した卵胞のうち、1個の卵胞(主席卵胞)が大きくなり、これが、排卵します。そして、いっしょに発育を始めたほかの卵胞は萎縮していきます。ところが、多嚢胞性卵巣症候群の場合は、主席卵胞ができず、発育を始めた多数の卵胞が、みな発育途上となり、排卵できないまま、卵子だけが萎縮します。空になった卵胞が卵巣に残り、これを超音波で見ると、嚢胞が列になっていて、まるでネックレスのように見えます。これを、「ネックレスサイン」といい、多嚢胞性卵巣症候群を診断する際の特徴的な症状です […]

VOL.92 水イボ

Yちゃんは、2才の女の子。 「3ヶ月ほど前に発症し、直径1~3mmくらいのいぼが腹部と腰部に、たくさんできている。よく見ると水イボ特有の中央のくぼみがある。痒みがあるため、ひっかいて赤くなっている。カゼを引きやすく、汗をかきやすい。寒がりで暑がり。食欲は旺盛。」といった症状でした。 衛気虚と判断し、桂枝加黄耆湯を服用してもらうことにしました。 二週間後、来局したYちゃんのお腹は、すっかりキレイになっていました。お母さんのお話だと一週間ほどで、すっかりよくなったとのこと。 水イボに、漢方薬は有効で […]

VOL.217 胃熱などによるニキビ

 ニキビは、皮膚科学では「尋常性痤瘡」といい、毛嚢と皮脂腺の慢性炎症による毛包炎の一種です。漢方では「粉刺」といい、六淫といわれる外的刺激、飲食の不摂生、イライラ・不安などのストレス、ホルモンの失調、心身の疲労、等々により発症するとされています。  Aさんは35才の男性、「額と顔の輪郭に沿って、やや赤みが強いニキビがみられる。脂っこい食事や過食をすると悪化しやすい。ガッシリした体格で、よく運動もしているが、コレステロール値は高めである。身体の冷えは無く、むしろ暑がり、排便は2日に1回程度。」との […]