お問い合わせ・ご予約はこちら

0120-67-4193

お問い合わせフォーム

JR東船橋駅 南口前
定休日
日曜・月曜・祝日
元気堂の漢方薬通信

VOL.49 下痢

秋から冬にかけては、食べ物がおいしくなる季節。でも胃腸が弱く、すぐお腹をこわす方は、楽しみも半減です。お腹をしっかりさせて、秋の味覚を満喫しましょう。

漢方では、感染性の下痢を痢疾(りしつ)、その他の一般的な下痢を泄瀉(せっしゃ)として区別しています。泄瀉は、その原因から、
・冷たいものの摂りすぎや冷えが原因の寒湿泄瀉
・お酒や辛いものの摂りすぎによる湿熱泄瀉
・暴飲暴食からの傷食泄瀉
・胃腸の機能低下に伴う脾虚泄瀉や水飲内停
・ストレスによって起こる肝鬱泄瀉
・病が長引くことによって生じるオ阻腸絡や腎虚泄瀉
などに分類され、更に症状、体質を分析して、漢方薬が決定されます。

Tさんは36才の女性。「食事をすると必ず便意を催し、下痢をしやすい。疲れ易く、食が細く、食後眠くなりやすい。寒がりで手足が冷える。疲れや冷えによっても下痢しやすく、お腹に冷感がある。携帯用のカイロでお腹や背中を温めると楽。」との事。

「脾陽虚」の泄瀉と判断し、参苓白朮散と玄武湯を併用して頂きました。一週間ほどで、便通が整いだし、その後手足の冷えもなくなってきました。

胃腸を丈夫にすると太ってしまうのでは?と心配なさる方もいると思いますが、漢方では胃腸の機能低下のために新陳代謝が悪くなって太っているケースもあり、その場合は胃腸の働きを良くすると代謝が良くなり、お腹がスッキリしてきます。

VOL.107 アトピー性皮膚炎13

Aくんは6ヶ月の男の子。 「顔全体、特に?と額に淡紅色の紅斑、乾燥、鱗屑がみられ、まぶたの周辺は掻くとジュクジュクすることもある。耳切れが生じている。膝の裏にも紅斑がみられる。暑がりで汗をかくと痒みが増す。大便は2~3日に1回。 病院では、ステロイドの塗り薬と保湿薬を処方されているが、あまり良くならない。」との事でした。 「脾気虚証」タイプのアトピー性皮膚炎と判断し、黄耆建中湯を服用してもらいました。最初の2週間でかなり改善が見られ、便通も1日1回になってきました。その後、来局のたびに改善し、現 […]

VOL.32 生理痛

生理痛は、漢方では、「経行腹痛」「痛経」等ともいい、月経期或いは月経前後に、下腹部に耐え難い痛みが生じる事をいいます。劇痛が甚だしければ、昏厥に至ることもあり、生理痛の重い女性にとっては、大きな悩みのタネです。また、比較的、漢方薬がよく使われている疾患の一つですが、思ったほど効果が上がっていないのが現状です。 その理由は、使われているのが、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)に代表される血液の流れを良くする活血剤ばかりだからです。活血剤は、血液の流れが滞っていることによって痛みを生じる『血オ証』に […]

VOL.196 アトピー性皮膚炎と感染症

アトピー性皮膚炎の発症には、多くの要因が絡み合っており、様々なことに影響されやすいため、なかなか手強い疾患です。漢方的にみるとその発症の根幹は、気・血・津液・精などの正気が不足することによる皮膚バリア機能の低下と考えられます。そのため、暑さ、寒さ、乾燥、湿気などの環境の変化や、ハウスダスト、食物などのアレルゲンに反応しやすくなり、発症或いは悪化します。また、正気の不足による皮膚バリアの低下のため、皮膚感染症を合併することもあります。中でも多く見られるのは、伝染性膿痂疹(とびひ)です。 「22才の […]

VOL.81 にきび ~その3~

ニキビというと、中高生の顔にできるものというイメージがありますが、最近では、二十代、三十代の大人ニキビのご相談の方が多くみられます。 漢方においては十代のニキビは、成長期に伴う脾胃の活動過多や女子では月経開始による血熱などが原因になっているのに対し、大人ニキビでは、ストレスや過労、胃腸障害などが関わっている場合が多くみられます。当然、治療法は同じではありません。 Mさんは23才の女性。「両頬に特に多く、最近とっても気になる。按圧すると痛いことがある。月経前や疲労、睡眠不足で悪化する。月経も不順で […]