漢方Q&A Q & A
よくあるご質問一覧
漢方治療には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
目安としては、煎じ薬が1日分770円~1100円(税込)、エキス細粒が1日分440円~990円(税込)、錠剤だと20日分で3300円~6600円(税込)ぐらいです。
患者さんの症状、体質、年齢などにより前後します。
また、高価な生薬を使用しなければならないときは、これ以上になることもあり、症状などにより、2種類以上の漢方薬が必要な場合もあり、患者さんによって様々です。
そのため、当薬局では、お薬代以外にカウンセリング料などは頂いておりません。
まずは、ご予約の上、ご来局いただき、漢方相談後、金額が確定してから、ご購入の判断をして頂けますので、安心です。また、費用は医療費控除の対象となります。
スタッフは、男性ですか?女性ですか?
男性の薬剤師も女性の薬剤師も常駐しております。
国際中医師(A級)、国際中医薬膳管理師をはじめ、不妊漢方アドバイザー、整体師、日本不妊カウンセリング学会会員などの資格を持った 薬剤師が対応させていただきます。
安心してご相談下さい。
やっぱり煎じ薬が良いのでしょうか?
効果の点では、やはり煎じ薬が一番です。
エキス細粒や錠剤に比べ、生薬の有効成分の濃度が高く、漢方薬本来の効果が期待できます。エキス細粒や錠剤では、効き目がはっきりしない場合でも、煎じ薬では効果が見られることもあります。
エキス細粒は、漢方の煎じ薬をインスタントコーヒーのように加工して手軽に飲めるようになっています。煎じ薬に比べて、生薬の有効成分の濃度は低くなりますが、煎じる手間がいらず、携帯にも便利という利点があります。煎じる手間が面倒で服用が1日おきになってしまうようなら、エキス細粒をきちんと服用した方が良いでしょう。
錠剤は、生薬の有効成分の濃度はさらに低くなりますが、飲みやすく、携帯にも便利で、価格も経済的という利点があります。
漢方の元気堂では、煎じ薬、エキス細粒、錠剤、丸剤、散剤等 幅広く取り扱っております。厳選した生薬を用いて、効果の高い漢方薬を調合しておりますので、その効き目を御体験下さい。
漢方薬を他の薬(西洋薬または他の漢方薬)と併用してもいいですか?
漢方相談にみえる患者さんは、すでに病院の薬などの西洋薬を服用して いるケースが多いです。
多くの場合、西洋薬と漢方薬は併用して問題が 無いですが、すべて安心というわけではありません。
また、二種類以上の漢方薬を同時に服用する場合は、一方の薬の効果が期待どおりに現れなかったり、逆に薬効が増強されるなど思わぬ現象(相互作用)が起きることがあります。
二ヵ所以上の病院や薬局でもらったお薬を自分の判断で服用することは避け、併用する場合はご相談ください。
妊娠中でも服用していいのですか?
奇形が発生した西洋薬のような報告は、今のところ漢方薬の場合ありませんが、漢方薬の中には子宮収縮を強める生薬が配合されているものもあり、「漢方薬なら安全」と勝手に思い込んで、のみ続けていると不都合な結果を生むこともあります。
妊娠中でも安心して服用できる処方と比較的避けた方が良い処方があります。
特に、瀉下薬や活血薬などは要注意です。服用する際は、必ずご相談ください。
自分に効いた漢方薬を他の人に飲ませてもいいですか?人によって飲む漢方薬も変わってくるのでしょうか?
同じ病名でも、漢方では、一人一人の証(症状・体質)によって、使われる漢方薬が異なります。自分には効果があったからといって、同じ症状のように見える人に効果があるとは限りません。それどころか、かえって具合が悪くなることもあります。 他人の漢方薬をもらって服用したり、自分の 服用している漢方薬を他人に勧めたり、という ことは控えてください。 身近な家族が自分と同じ病気だと思っても、自分で判断せずに、必ずご相談ください。
アトピー性皮膚炎の漢方治療をして、ステロイド剤をやめたいのですが?
アトピー性皮膚炎の漢方治療にみえる患者さんにとって、ステロイドからの離脱は、最重要課題の一つですね。
ご本人が強く希望される場合は、最初からステロ イドを中止して漢方治療のみに切り替えることもあります。
しかし、症状が軽度であればそれも可能ですが、長期間ステロイドを使っている場合などは、急にやめるとリバウンドなどでつらい思いをすることも少なくありません。
漢方治療と併用しながら、徐々に離脱していくほうが身体への負担は少ないと思います。
子供でも服用できますか?
当薬局には、かなり小さなお子さんも漢方相談にみえています。
漢方薬は苦くて飲みにくいといわれますが、必ずしもそうではありません。
例えば、小児によく適応する小建中湯(ショウケンチュウトウ)や甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)などは、非常に甘く飲みやすい漢方薬です。大人が思っているよりも、結構飲んでくれます。
どうしても飲めない場合は、水飴などを加えても大丈夫です。