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元気堂の漢方薬通信

VOL.54 日本人に合った漢方薬

世の中は、漢方ブームなのか、最近、旅行のお土産や個人輸入などで、漢方薬や中国の健康食品などを購入され、それの使い方がわからないなどのお問い合わせが、以前より増えているようです。また、個人輸入の健康食品による副作用などの問題も多く見られています。

漢方には「因地制宜」といった考え方があり、地域が異なると、気候条件や生活習慣も異なり、また人の体質、発生しやすい疾病の種類や特徴なども異なるとされています。つまり、中国大陸における中医学は大変素晴らしいと思うのですが、それを風土・体質が違う日本人にそのまま当てはめる事はできないのです。また、土や水の違いも漢方薬に大きく影響します。

本来「漢方」とは、「中国の医療技術」といった意味ですが、一口に「漢方」といっても同じではありません。細かい流派まで考察すると相当な数になりますが、大きく分類すると、古代に日本に伝わった後、独自に発展した日本漢方(和漢)と中国の現状に近い中医学に分けられます。和漢は日本の環境に応じて発展してきたという長所を持ち、中医学は理論的で医学大系がしっかりしているという長所があります。当薬局では、和漢、中医学の長所を取り入れ、日本人の体質にあった身体にやさしい漢方が治療への早道と考えています。

VOL.55 不妊

『中医症状鑑別診断学』によると、「妊娠適齢な女性が避妊を行わずに、結婚後3年以上妊娠しないこと」または、「過去に妊娠歴があって避妊せずに3年以上妊娠しないこと」を不妊(漢方では不孕(ふよう)といいます。)としています。前者を「原発性不孕」後者を「継発性不孕」といいます。 「30歳の女性。結婚して4年になるが、子供ができない。月経周期は安定しているが、月経痛が激しく、温めると楽になる。お腹や手足が冷える。ストレスも多く、疲れやすい。肩こり、腰痛もある。」とのお話でした。肝気鬱結証に陽虚証を兼ねてい […]

VOL.122 逆流性食道炎

「40歳男性、過労やストレスなどにより、胸部や背部、みぞおちの痛み、胸焼けなどが起こる。普段からゲップ、喉の違和感、声がれなどがある。病院で、胃カメラを受け、『逆流性食道炎』と診断されている。食欲正常、大便は1日2回、時々軟便。」との事。「肝気犯胃」による「胃気上逆」と判断して、柴胡疏肝散と半夏厚朴湯を服用していただくことにしました。  2週間ほどで、痛みが緩解し、3ヶ月ほどで、症状が無くなりました。  その後は、ストレスの多いお仕事の方なので、予防的に時々、服用していただいていますが、今ではと […]

VOL.199 二人目不妊

最近、お子様連れで、不妊の漢方相談にいらっしゃる方が増えています。「二人目不妊」という言葉を目にすることも多くなってきました。 36歳、パソコンを多く使うお仕事をしている方。「二人目もお願いします。」と久々のご来店です。「一人目のお子様を出産後、復職し、数ヶ月前から勤務時間が長くなった。家事、育児とお仕事の両立で、心身の疲労が著しく、寝つきが悪い。生理周期は、26~32日、経血の量は普通、色は明るいが、塊が混じる。排卵の頃に、身体の冷えと排卵痛がある。生理前の体調は、夕方に手足の熱感やのぼせを感 […]

VOL.121 冷え性2

アミーカ11月号は、『冷え性対策』の特集とのことでしたので、今回は、それに合わせて昨年の当薬局のカルテから、「冷え性」の患者さんを検索してみました。  「29歳女性、膝から下の冷えが激しく、寝るときも靴下を履いている。ストレスがかかると冷えがひどくなるような気がする。月経前はイライラしやすく、胸が張って痛い。月経前半に、月経痛あり。普段から肩こりがひどい。下肢は冷えるのに、飲み物は冷たい物が好き。便秘気味でスッキリ出ない。」とのこと。  ストレスが主な原因の「肝気鬱結」と判断して、八味逍遙散を服 […]